魅惑のカナダ

在外訪問研究者(サバティカル)の帯同家族として滞在して知ったカナダ情報をバンクーバーを中心に記録してるよ。

交通

バンクーバーは電動マシンがものすごく多いよ。車だけでなく,坂が多いせいもあって自転車も電動だらけ,そして何よりE-Scooterが便利なようで,ものすごく使われているよ。

道路

自動車

電気代が安くてガソリンが高いせいもあって,電動車が多いよ。

他の街とはちがって,1千万円以上するテスラ(全車種)や,ポルシェ(EV,ハイブリッド),はじめ,EVのSUVやピックアップトラックがバンバン走っているよ(関連:カナダの車種別売り上げランキング)。

それにしても,なにかとすぐクラクションを鳴らす人(中指とセット)がいるけど,あれはピーピー病かプープー中毒か,何なんでしょうね。

落ち葉

街路樹の街なので,になると紅葉がきれいなのはいいけれど,落ち葉がすごい。雨が降ると道はぐっちょぐちょで滑りまくるよ。

みんな自分の家の前の道路の落ち葉を,必死になってかき集めているよ。毎日,ブロアーの音が鳴り響いてるよ。

集めた葉っぱは,木の根元に置いて肥料にするか,紙袋につめて置いておくか(普段のコンポストでは入りきらないので,特別収集日がある)するよ。

それだけでは車道とか集めきれないので,11月末になると,道ごとに「明日はこの道を掃除するから車をどけましょう」の看板がその前日に建てられ,道路清掃車が回って道をキレイにしていくよ。

集めた落ち葉は,道端に集めて捨てていくよ。後からまとめて回収するからいいんだろうけど,豪快だよね。これらは肥料にして売られているよ。

街路樹

やたらとデカイ街路樹が並んでるけど,管理,特に伐採がタイヘンらしいよ。育ちすぎたり弱ったりしたのは切らなきゃならないけど,家の下とかまで根は入り込んでるから,伐採・伐根するにも,調査がタイヘン。最新の刈り取りマシンで処理を加速してるらしいけど,そこら中に「これから処理します」の意味の小さなコーンを付けた切り株があふれているよ。

バス

州営のtranslinkの管轄だよ。実際の運営は子会社のCoast Mountain Bus Companyがやってるよ。消費税を値上げしてサービス向上しようと住民投票したら否決されたので,経営努力が大変だよ。

12歳以下は無料だよ。

トロリーバスが大活躍だよ。地下鉄の新線を延々と大工事中だよ。

UBCへの99番線は,1~3分おきに運行される連接バスで,北米一の輸送量を誇る路線だよ。

先頭の行き先表示版には,行き先の他にも,「Go Canucks Go!」「Lest We Forget」「Happy Holidays」といった季節のメッセージが表示されるよ。

12月になるとトナカイの形をしたReindeer Busが走るよ。夜になるとちゃんと鼻が赤く光るよ。「Toys for Tots」という恵まれない子におもちゃを,という寄付キャンペーンの一環だよ。

運賃

Compass Cardが便利だよ。ただしオートチャージやオンラインチャージにはカナダの銀行が発行したキャッシュ/クレジットカードが必要だよ。日本発行のカードは,駅の券売機でしかチャージできないよ。

タッチ機能付きクレジットカードでタップしても乗れるよ。乗り継ぎ割引も適用されるよ。

DayPasses 1日券がお得だよ。特に,空港に往復するときとか。

叫ぶ

バンクーバーではバスで叫ぶよ。

バスから降りるときはThank You!ベビーカーで乗ったら所定の位置に固定してBrakes on!,ベビーカーで降りるときはStroller getting off!

びっくりすることに運転手も叫ぶよ。

とりあえずhold on!,目の前で縦列駐車されたとき,わざわざバスを止めてドアを開けてクラクションを鳴らして「教習所で何勉強してきたんじゃ,バスを止めて縦列駐車はできんの知らんのか」とおばちゃん運転手が叫んでたのはビビったよ。

ちなみに車内放送は合成音声だよ。

Please hold on while the bus is in motion.
Please move to the back of the bus.

はよく聞くけど,

This bus is in a fare paid zone. Customers who have not paid the appropriate fare are subject to a fine.

ってのもあるらしいよ。いつ鳴らしてるのかな。

自転車

バスの前に自転車を載せることができるよ。ただし慣れてないと載せ方が難しいよ。

UBCのバス乗り場の壁に練習用の装置がついてるから練習できるよ。

車種

トロリーバス

New FlyerのExelsior 40LFRシリーズ。連接バスもあって同E60LFR。ともに冷房がなくて暑い。2026年からSolarisのTrollino12シリーズに更新されます。

ハイブリッドバス

NovaBusのLFSシリーズ,連接はNew FlyerのDE60シリーズ。このDE60は,ハイブリッドの仕掛けに種類があるらしく,最近のAllison eGen Flex H50という仕掛けの音が心地よい車両。

普通のバス

NewFlyerのガス車XN40のほか,NovaBusのLFSシリーズはディーゼルもガスもあるらしいけど,違いがよくわからない。

コミュニティシャトル

Girardin G5というでっかいワゴンみたいなガソリン車。

詳細情報

バンクーバーの交通マニアの神的存在といえば,Dennis Tsang。この人のサイトT-commでは,すべてのバスの現在位置や運行履歴がわかったり,いろんな写真が見れたり,と,ものすごいよ。それもこれも神の御導きかもしれない。

鉄道

朝夕走るWest Coast Expressは通勤列車だよ。

地下鉄

州営のTranslinkのSkyTrainが,空港とかに行くよ。概念がわかりづらいけど,とにかく「スカイトレイン」が「地下鉄」みたいな意味で,「エキスポライン」「カナダライン」とかが「銀座線」「丸の内線」みたいな意味だよ。

子どもは無料だよ。どうやって入場したらいいのか迷ったけど,大人と一緒にさっとゲートを通ればいいってことみたいだよ。

EXPO86の時の未来の電車,ってことだから,無人運転40年の歴史を誇るよ。神戸のポートライナーが1981年開業だから,その後輩的存在かな。今やオシャレな5代目が登場してるよ。各車の世代の変遷を楽しめるブロックは一瞬で売り切れちゃったよ。

なお,SkyTrainの車内放送はLaureen Reganの声だよ。

VIA

国営のVIAは,東海岸とかまで行く長距離列車があるよ。

国のアイデンティティの一部的なところがあるから,結構気合が入ってるよ。寝台車あり,食堂車あり,一般席でも展望車あり(2階は揺れが大きいので酔う),売店あり,車内コンサートあり,と楽しませてくれるよ。ただ,大陸横断のWestern Canadaは4日がかりなので,よほどの鉄道好きしか無理だよ。

なお,貨物のCN / CPは民営。ちゃんと儲かるからね。

amtrak

バンクーバーから,Amtrak Cascades号でシアトル,ポートランド,果てはユージーンまで行けるよ。シアトルまではバスも出てるらしいよ,約4時間だって。

バンクーバーには,ノースバンクーバーへのSeaBusや,バンクーバー島へのBCフェリーのほか,グランビルアイランドへのポンポン船が活躍しているよ。

Translink SeaBus

ダウンタウンの海の玄関口,ウォーターフロントとノースバンクーバーのロンズデールキーを海上で結ぶTranslink SeaBusは,まさに海のバスだよ。

地下鉄に乗るようにピッって改札を抜けると,桟橋を渡って乗り場につくよ。もちろんすべて屋内だよ。ウォーターフロントの桟橋では地元の音楽家が静かに演奏していたりするよ。乗り場前のゲートは人流の逆流防止のためのバーでしかないので,気にしないでいいよ。自転車も持ち込みOKだよ。

「次の発船まであと何分何秒です」と改札内外で大きく掲示してあるのはいいね。バスのように並んだりしないで,時間になるとドアが開くので,わらわらと乗り込むよ。

バスと同じ色なのでバスにしか見えないよ。ほとんど揺れないし,広々とした船内で,そんなに混まない感じだよ。

見事な操舵でピタッと入港するよ。駐船場の先頭にはなぜかフクロウの模型が掲げてあるよ。見通しが効く?

false creek ferries

グランビルアイランドへは,かわいいポンポン船でも行けるよ。

チケットは乗ってから,直接船長さんが聞いてくるから,その場で払うよ。

YVR:バンクーバー国際空港

バンクーバー国際空港は,正確にはリッチモンド市のシー島にある空港だよ。

アクセス

地下鉄

Translinkの無人地下鉄,Canada Lineでダウンタウンまで行けるよ。

切符を買わなくてもタッチ機能付きクレジットカードでタップすれば乗れるよ。

バスにも使える1日券,DayPasses($11.95)は結構お得だよ。

タクシー

空港発タクシーは定額だよ。1つ通りが違うだけで1,000円以上違ったりする体系だから,どの通りで降りるかよく考えたほうがいいよ。

呼べば来るLyftやUberは専用乗り場があるよ。多くの人が使っていて,たくさん来るから,めっちゃくちゃ目を凝らしてないと,読んだ車が通りすぎてしまって待ち時間分を請求されちゃうよ。

タクシーは係の人が,人数や荷物の量に応じて適切なタクシーを配車してくれるから,普通のタクシーのほうが結局便利だと思う。国際線降り場と国内線降り場の2つのタクシー乗り場があるので,異常に長い行列ができている場合は,違うほうに移動すると早くなる場合もある,かもしれないけど,係の人がトランシーバーでやり取りしているのを見る限り,ちゃんとコントロールしているっぽいよ。

UBC方面の場合,往復とも,Granville St.とMarin Dr.の交差点が渋滞するから,いったんW75 Aveに出て回避するのが早いよ。

駐車場はたっぷりあるけど,荷物がとにかく面倒だから,送迎でも旅行でも,結局タクシーがコスパ含めて最強だよ。

お店

制限区域内外ともにいろいろあるよ。普通のそこらのチェーン店だよ。そんなに混まないのがイイね。

ただ,高いよね。

お店は国内線ゾーンには売店くらいだよ。国際線ゾーン,アメリカ線ゾーンはそれぞれ別の区画にわかれているよ。国際線ゾーン,アメリカ線ゾーンは,免税品とかブランド品とかあれこれお店がたくさんあるよ。でもやっぱり高いよ。

Triple O's burger(国内線制限区域内)

BC州民の憩いの場,WhiteSpotから,バーガー類だけ提供する店だよ。いつも人気だよ。

JapaDog(制限区域外フードコート)

JAPADOGは,バンクーバー発祥の和風ホットドッグ屋だよ。たこ焼きとかコロッケとか焼きそばとか,日式のおもしろいメニューでおいしいよ。

展望デッキ(制限区域外)

あるけど基本的に何も見えないよ。テンプルトン駅前のモール「McArthurGlen Designer Outlet」の駐車場の端っこや,車でしか行けないけど「ラリー・バーグ・フライト・パス・パーク」のほうが迫力のある飛行機を展望できるよ。

バンクーバー・ハーバー水上空港

Vancouver Harbor Water Airportは,ダウンタウンにある水上空港だよ。結構な頻度で離着陸しているよ。料金は高いよ。10人程度の小さな飛行機で,パイロットと客を隔てるものはないので,一心同体感を味わうよ。

海の上に給油所があるのもおもしろいね。

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